SEしゅん君の雑記帳

若手SEのしゅんが、システム開発、資格、心理学について綴ります。

道で人とすれ違うときに、同じ方向によけようとしてぶつかる現象が生じる理由と解決策

 

こんにちは。しゅんです。

あなたは、道で人とすれ違うときに、同じ方向によけようとしてぶつかりそうになったことはありませんか。

 

いわゆるアンガールズのジャンガジャンガです。(え?知らない?知らない方は気にしないでください笑)

 

私自身も昔からこの現象になることが多く、自分は人の動きが読めないどんくさい人間なんだと悩んだ時もありました。ネット上で相談したこともありますが、「想像力がないからだ」「人のやりたいこと考えれば動く方向わかるでしょ」といった上から目線のアドバイスばかりで落ち込んだ時もありました。

 

しかし、最近いろいろな記事を読んだり、自分なりに考察する中でこの現象のからくりや、対策を見つけました。

 

他の方がブログで書かれていることと同じことを書いても仕方ないので、私なりのこの現象のからくりと対策を紹介しようと思います。お付き合いいただけたら幸いです。

 

まず、この現象は「お見合い」といいます。

 

そして、この現象が起こる理由は、「先読みしすぎる」「焦り癖がある」だと私は考えます。

 

「先読みしすぎる」について

 

あなたは、想像力がないわけでもなければ、他人への気遣いが足りないわけでもありません。むしろ、深読みし過ぎて、必要以上にいろいろなパターンを想像しすぎてしまうのではないでしょうか。

通路の途中に外へ出る扉などがある場合を考えます。自分は左側(扉のある側)を通行していて、相手はあなたから向かって右側から歩いてきます。このとき、もしかしたら相手は扉を出たいかもしれない。こっちに道を変更するかもしれない(相手から見て右折するかもしれない)。しかし、もしそうだとすれば、このまま自分が左寄りを歩いているとぶつかってしまう。だから自分は先に気を遣って右寄りを歩く。

相手から見たら「なんだこの人、自分からぶつかってきたぞ?」となってしまうというパターンです。そこから、例の「お見合い」現象がスタートしてしまいます。

 

「焦り癖がある」について

 

焦り癖がある人は、ミスをすると「しまった!すぐに正しい行動に修正しなければ!」とか「すぐにまるで今のミスがなかったように見える行動をしなければ」という風に軽いパニック状態に陥り、短絡的な行動をとることがあります。その結果、ぶつかりそうになったら直ちによけるという行動になり、「お見合い」現象が継続することになります。

 

この二つのプロセスによって「お見合い」現象が継続することになります。

 

解決策について

 

ではどうすれば、「お見合い」現象を防げるのでしょうか。

これは、原因を裏返して考えればよいのです。

 

つまり、

・相手にある程度近づくまでは、気を遣わずに自然に歩く。

・ある程度近づいて、もし「お見合い」現象が発生したら、自分は行動を停止する。

が解決策になります。

 

・相手にある程度近づくまでは、気を遣わずに自然に歩く。

深読みすると裏目に出ます。道を歩く話に限らず、気を遣いすぎて深読みして裏目に出た経験は誰しもあるのではないでしょうか?

あなたはそこまで気を遣ってほしいでしょうか?逆に気を遣われると混乱した経験はないでしょうか。自然体でいきましょう。

 

・ある程度近づいて、もし「お見合い」現象が発生したら、自分は行動を停止する。

お見合い状態はお互いが同じことに気を遣ったり、焦って行動してしまうことで、続いてしまいます。ですので、すべてを相手に委ねればよいのです。

「私は動きません。先にあなたが自由に行動の意思表示をしてください」というスタンスです。

私の経験では、そうするとたいてい相手が避けてくれました。

 

最後に

 

私は、立ち止まらずにスムーズにすれ違うことだけがスマートであるとは思いません。

また、想像力なども一切不要です。

落ち着いて、時には行動をストップして相手に譲ることのほうが大人のふるまいだと思います。

 

もしあなたが「お見合い」現象で悩んでおられるならば、ぜひこの方法を試してみてくださいね^^。